修辞法の種類 「反復法」
●用法
同一の語句または類似した文句を繰り返して、その語や句を強く印象づけようとする表現法。
反復の場所により、対句法・頭韻法・反照法などを生む。
●用例
○遠い遠い外国。
○その途端、その門の奥の方の、一本の花ざかりの緋桃(ひもも)の木の上に、突然何だかはっとするやうなもの、−−ふいとそのあたりを翔け去ったこの世ならぬ美しい色をした鳥の翼のやうなものが、自分の目にはひつて、おやと思つて、そこに足を止めた。 (堀辰雄 『浄瑠璃寺(じょうるりじ)の春』)
●効果・特徴
作者の受けた強い印象を、そのまま読者に強く訴えるのに効果がある。
しかし、単純な繰り返しや多用は、文章を幼稚にする危険もある。

