小論文 作業の手順と書き方の要点
作業の手順と、書き方の要点
(手順)
1.資料を読み取る。
速く的確に要点をつかむ。
(要点)
○文章が与えられた場合
論述力以前に読解力が問われている。
特に論説文では、要点に線を引いたり余白にまとめたりして、筆者の主張を速く的確に読み取らねばならない。
普段から要旨把握や要約の練習が必要。
○グラフや表などが与えられた場合
読み取ったポイントを書き出す。
○論述上の指示を守る。
例
「具体例を挙げて」……具体例を挙げる。
「××の立場から」……立場をはっきりさせ、その立場から書く。
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(手順)
2.材料を考え出す。
テーマについて徹底的に考え、それをどんどん書き出す。
(要点)
○資料が与えられている場合
読み取った意見(要旨)やデータ内容がテーマとなる。
論説文の場合は、筆者の示す根拠に特に注意する。
○資料が与えられていない場合や、与えられていてもテーマが漠然としている場合
自分で、より具体的なテーマ(論点)を設定する。
例
「教育について論ぜよ」
↓
「教育で最も大切なこと」
「教師と生徒の関係」
「アメリカの教育と日本の教育」
○テーマについて分析したことや自分の考えを、自由に中身を充実させて書く。
客観性に欠けないよう、次のような視点を忘れないこと。
A.「××とは何か」というようにテーマ自体の本質を考え、問題点を明らかにする。
B.「なぜそうなるのか」「なぜこう考えるのか」という、テーマの背景や、誰にでも納得してもらえる自分の意見の理由説明を考える。
C.かたよらない視点が必要。
長所となる面・短所となる面の両方を視野に入れる。自分の意見に対する反対意見も考慮する。
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(手順)
3.構想を立てる。
材料を整理して、全体の構成を考える。
(要点)
○書き出した材料に関連を持たせる。
同一意見をまとめる、対立関係を明らかにする、原因と結果を結びつけるなど。
○論点を絞って、材料を選ぶ。
切り捨てる材料は思い切って捨てる。
そうでないと時間内に構想は立てられない。
○次の3点は必ず書く。
a.論点
b.それについての自分の意見(結論)
c.自分の意見の理由説明
この手順で書くだけでも形式は整う
cの「自分の意見の理由説明」部分をいかに筋道立てて示せるかが、構想のポイント。
○資料が与えられている場合
読み取った要点も記す。
(論説文の場合は要約の指示がなくても要旨にふれる)
冒頭で簡潔に明示すればよい。
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(手順)
4.清書する。
下書きは部分的にしかできない。
構想メモを見て用紙に向かう。
(要点)
○楷書で読みやすい字を書く。
雑でないことが第一。
小さい字は避ける。うすい鉛筆も避ける。
漢字の略字は使わない。
○自分が使いこなせる語句を使う。
○内容の大きなまとまりごとに段落を設ける。
むやみに改行しない。
○書いている途中に別の発想が浮かんでも、内容の変更や付け加えはしない方が無難。
○指示がなければ「である体」を使う。
「です・ます体」を混ぜない。
○制限字数の90パーセント以上書く。
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(手順)
5.推敲する。
読み直す。
(要点)
誤字脱字をチェックし、余裕があれば表現を改める。

